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自然の恵みがギュッ 野草茶の作り方

Bykahori

野草茶03

アキズがキラキラと空を泳いでいます。
秋津/アキズはトンボの古名ですが、私はこの呼び名が好きです。



さて、今庭ではゲンノショウコがキャンドルのように可愛らしい形で楽しませてくれています。これがはぜる姿もまた可愛らしいのです。我家のまわりはぐるりと緑に囲まれているのですが、四季を通して様々な植物に出会うことができます。ですので、ファームを含め季節ごとにちょっとずつ自然の恵みをいただき、食したり、肌ケアなどに用いています。今回ご紹介する野草茶もその一つ。


ゲンノショウコ01


野草にはさまざまな効能があることで知られていますね。そしてそれらは良い点だけでなく、時には命に関ることもあるので注意が必要です。そういった点で、触れたり食したりする際には、その効能を知ることも重要ですね。野草初心者んさんは、まずはヨモギやタンポポ、スギナなどの昔から食されてきた馴染みのある野草から試してみると良いでしょう。また、”その人にとって必要な植物が生えて来る” というのを聞いたことがあります。植物たちは知っているそうです私たちに必要な癒しや栄養がなんなのかを。私たちを癒すためにそばにいてくれるんですって。野草に少し詳しくなったら、そんな風に、足元に寄り添ってくれるモノたちに目を向けてみるのもいいですね。


ゲンノショウコ02
影も可愛いゲンノショウコ


因みに、私は野草やハーブは可能な限り満月に採取しています。満月は植物のエネルギーが葉に一番集まることがわかっているんですよ。とはいえ、日本の風土だとどうしても気候に左右されるので、お天気と相談しながら、季節の恵みをいただいています。

春はヨモギ、カキドオシ、スギナ、タンポポ、柿の葉、ノカンゾウなど、夏はドクダミ、ゲンノショウコ、フジ、トウモロコシの髭、スベリヒユなど、秋はハトムギ、桑の葉などがあります。冬もここ南信州ではわずかですが、セリやハコベを見つけることができます。



今回動画でご紹介しているのは、ハトムギ、カキドオシ、スギナ、桑の葉、ドクダミのブレンドです。基本野草茶には夏場は喉ごしを良くするために麦茶を、寒い季節は三年番茶を加えます。






それでは少し野草の効能をみていきましょう。


野草茶02

野草の効能

ハトムギ
殻を剥いた中身を生薬では【ヨクイニン】と呼びます。利尿作用に優れていますが、イボ取りとなどの美肌効果もあるため、近年美容でも人気があります。香ばしく炒るととても美味しいです。
ハトムギは精米に比べて2倍以上ものたんぱく質を含み、その他、脂質やカルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2なども豊富に含んでいます。因みにハトムギは自生していないので育てています。
:主に知られている効能:
利尿作用、デトックス、美肌、健胃、生活習慣病の予防・改善、アレルギーの抑制など



カキドオシ
垣根を突き抜けてぐんぐん成長する様から垣通しという名前があるのだとか。カントリソウとも呼ばれ、子供のカン取りや、虚弱体質の改善などに古くから用いられてきたそうです。女性には嬉しいシワの改善に有効なウルソール酸を含みます。スッとした清涼感があります。
:主に知られている効能:
生活習慣病の予防・改善、利尿作用、腎臓結石・膀胱結石の改善、デトックス、健胃、強壮作用など



スギナ
スギナとツクシは同じ植物だということをご存知でしたか?胞子を出す胞子茎がツクシ、栄養茎がスギナです。繁殖力が強いため、厄介がられることが多いですが、栄養豊富!漢方では問荊(モンケイ)、英名ではホーステールとして古くから愛されてきたハーブです。
スギナに含まれるケイ素は老化や病気のもととなる活性酸素の発生を抑えてくれるます。また、体内に溜まった重金属を排泄してくれるデトックス効果があるといわれています。カルシウムも豊富なので、髪や爪、もちろんお肌の若々しさを維持するためにもおすすめです。
:主に知られている効能:
血液浄化、利尿作用、自律神経調整、デトックス、アンチエイジング、爪や髪の健康維持など



桑の葉
シルクを生み出すお蚕様が食べる葉。漢方としても古くから使われてきており、皮の部分を乾燥させた桑白皮(ソウハクヒ)、葉を乾燥させた桑葉(ソウヨウ)、若い枝の部分を乾燥させた桑枝(ソウシ)、実を乾燥させたものを桑椹(ソウタイ)といいます。近年では糖尿病の予防や改善に有効だとして粉末にして青汁に含まれていることも多くなってきました。味や香りにクセがなく抹茶と同じように飲めます。
カリウム、鉄分、カロテンなど、野菜の数十倍含む成分も中にはあり、栄養価が豊富なことがわかります。
:主に知られている効能:
糖尿病・高血圧などの生活習慣病予防、ダイエット効果、便秘改善、リラックス効果、血行促進、視機能の改善など



ドクダミ
【十薬】とも言われ、あらゆる症状を改善するとして重宝されてきた野草です。独特な香りは乾燥させると消え、乾燥茶にすると香りや味に華やかさがあります。
ドクダミはフラボノイド成分であるクエルセチン、ルチンやクエルシトリンを多く含むため、血管を丈夫にしてくれる働きがあることで知られています。また、豊富なカリウムがお通じや水分代謝に働きかけるるといわれています。因みに、殺菌・抗菌成分を含むのは生葉になります。特徴的な臭いの成分であるデカノイルアセトアルデヒドに殺菌・抗菌作用があります。
:主に知られている効能:
利尿、便秘改善・解消、デトックス、高血圧予防、美肌、健胃、殺菌・抗菌作用など



野草茶の作り方
作り方は、採取し、乾燥させた野草を土鍋で炒る。それだけです。
野草独特の香りや味が苦手な方も、芳ばしく炒りあげることで美味しく感じると思います。季節ごと、身近な野草で作ってみるのも良いでしょう。

植物療法は治療ではありません。自己責任の元、安全に楽しく暮らしに取り入れましょうね。




足元の動植物たちにもっと心を寄せる
きっとその先に、本当の意味での健やかさや幸福が待っているのかもしれません。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。
みなさんの毎日が福々とすこやかでありますように。
kahoriでした。






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